神代城(鶴亀城)跡
神代城(鶴亀城)跡
神代港を望む高台に設けられた中世のお城です。南北朝時代に領主・神代貴益が入城したことに始まると伝えられています。
天正12(1584)年、島津・有馬連合軍と竜造寺軍が衝突した沖田畷の戦では、当時の領主、神代貴茂は竜造寺方に味方します。竜造寺隆信が戦死したため敗走した貴茂は神代城に籠城します。海と湿地帯に周囲を囲まれた神代城の守は固く、善戦しますが、神代氏は滅亡します。
その後、天正15(1587)年の豊臣秀吉による国割によって鍋島直茂に与えられました。慶長13(1608)年、鍋島信房(神代鍋島初代領主)の所領となると居城として整備が行われましたが、元和元(1615)年に出された一国一城令により廃城となりました。
昔、城上空に鶴が舞い、周囲の海には亀が泳いでいたといわれ、「鶴亀城」とも言われています。 本丸跡には、神代神社(昭和43年、天神橋麓から移築)と道政院稲荷神社(寛延元(1748)年建立)が祀られています。
神代神社
菅原道真朝臣命、鍋島豊前守信房公命の二神がお祀りしてあります。
当初、天満宮として創建されました。その後、天保14(1843)年になって、神代鍋島家13代鍋島茂坤(しげあつ)が初代信房の徳を慕って天満宮に合祀し、明治9年に神代神社と改称されました。昭和32年に発生した諫早大水害後の、みのつる川拡幅工事に伴い、横町小路の天神橋麓から現在地に社殿が移築されました。
道政院稲荷神社
神代鍋島家8代茂興は、延享4(1747)年、佐賀本藩の名代として第116代桃園天皇即位参列に赴き、その帰途、京都伏見稲荷から分祀し、翌年に社殿を本丸跡に建立しました。
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