1017 [雲仙市] [神代] かなくそ原 [日]

かなくそ原

「かなくそ」とは、砂鉄から鉄をつくる製鉄の際に出る鉱滓(こうさい、「かす」のこと)を指します。道路でも畑でもこの辺一帯を少しでも掘れば、かなくそがたくさん出てきたため、この地域は「かなくそ原」と呼ばれ、この坂道は「かなくそ坂」と呼ばれています。この地域一帯では古代から盛んに製鉄が行われていたようです。

製鉄の原料となる砂鉄は、土黒川から採取したものとされており、この川は別名「鉄川(くろがねがわ)」と呼ばれています。


所在地


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