1018 [雲仙市] [神代] 札の元、番所跡 [日]

札の元、番所跡

札の元

この十字路にはかつて高札が立っており、札の元と呼ばれていました。殿様が参勤交代で江戸までの往来において、土黒港を利用する場合、この四辻を通っていました。交差点の片隅には、明治23(1890)年建立とされる道標が残っており、東西南北にそれぞれ、東(島原)、西(長崎)、南(温泉)、北(県道)と刻まれており、往時から主要な十字路だったことが伺えます。

番所跡

江戸時代、番所が置かれていました。番所とは、交通の要所に設けられ、通行人などを見張り、積み荷の検査や税の徴収などが行われていた場所です。かつては入り口が鍵型の石垣が残っていましたが、道路拡張に伴い解体されました。


所在地


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