1014 [雲仙市] [神代] 島原街道、お駕籠立て場 [日]

島原街道、お駕籠立て場

島原街道

島原街道は、江戸時代に島原半島を一周する主要な道路でした。島原城下から島原半島北側の有明海沿いを半時計回りに半周して愛野へ至る道(北目道)は、島原藩主の参勤交代においては、諫早で長崎街道と合流して江戸へ向かう道となっており、今でも「殿様道」と呼ばれています。

ここから東側の島原市境から雲仙岳に向かって伸びる沿線には、奈良時代の肥前国高来郡(たかくのこおり)の代表的な寺院跡と考えられる五万長者遺跡があり、6世紀中頃の築造とされ「鬼の岩屋」と呼ばれる高下(こうげ)古墳など3つの古墳が残っています。

お駕籠(かご)立て場

お駕籠立て場は、殿様が休憩のために駕籠を立たせた場所とされており、この場所で、しばし長旅の疲れをとっていたものと思われます。


所在地


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[雲仙市] [神代小路] 川西のまちなみ [日]

川西のまちなみ

神代川西のまちなみは、鍋島佐賀藩の飛び地として成立した神代鍋島領の町場として、栄えてきました。

商店街のまちなみには、かつての繁栄を感じさせる土蔵造りの商家が数軒残り、佐賀藩であった歴史に由来する恵比寿像群が街道沿いに今も残るなど、往時の面影を今日に伝えています。

鍋島邸まで徒歩10分。ぜひ足を運んでみて下さい。

鍋島邸は佐賀藩神代領主の陣屋跡で、平成19(2007)年に国の重要文化財に指定されています。

https://www.city.unzen.nagasaki.jp/info/prev.asp?fol_id=22441


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[雲仙市] [神代小路] 旧本田酒店 [日]

旧本田酒店

これまでに写真展や物産販売イベントなどで活用されています

神代町で代々酒屋を営んできた旧家です。現存する町屋は明治時代に建てられた、木造瓦葺の2階建ての居蔵造、1階91坪、2階38坪の大型の商家建築物です。入母屋造妻入、桟瓦葺き、白壁の土蔵造りとなっており、町場における伝統的な建築様式を今日に伝えています。

道路に面した1階表の「みせ」部分には13坪の広い表土間を構え、柱には大きなタブノキが使用され、本田家の繁栄をうかがい知ることができます 。

通りに面したファサードも良好に保存され、地区の代表的な商家建築物として、神代の伝統的な商家の景観を残す貴重な構成資産となっています。 一時、空き家となっていましたが、地域のイベント会場などとして活用されています。


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[雲仙市] [神代小路] 神代城(鶴亀城)跡 [日]

神代城(鶴亀城)跡

(雲仙市教育委員会所蔵)

神代城(鶴亀城)跡

神代港を望む高台に設けられた中世のお城です。南北朝時代に領主・神代貴益が入城したことに始まると伝えられています。

天正12(1584)年、島津・有馬連合軍と竜造寺軍が衝突した沖田畷の戦では、当時の領主、神代貴茂は竜造寺方に味方します。竜造寺隆信が戦死したため敗走した貴茂は神代城に籠城します。海と湿地帯に周囲を囲まれた神代城の守は固く、善戦しますが、神代氏は滅亡します。

その後、天正15(1587)年の豊臣秀吉による国割によって鍋島直茂に与えられました。慶長13(1608)年、鍋島信房(神代鍋島初代領主)の所領となると居城として整備が行われましたが、元和元(1615)年に出された一国一城令により廃城となりました。

昔、城上空に鶴が舞い、周囲の海には亀が泳いでいたといわれ、「鶴亀城」とも言われています。 本丸跡には、神代神社(昭和43年、天神橋麓から移築)と道政院稲荷神社(寛延元(1748)年建立)が祀られています。

神代神社

菅原道真朝臣命、鍋島豊前守信房公命の二神がお祀りしてあります。

当初、天満宮として創建されました。その後、天保14(1843)年になって、神代鍋島家13代鍋島茂坤(しげあつ)が初代信房の徳を慕って天満宮に合祀し、明治9年に神代神社と改称されました。昭和32年に発生した諫早大水害後の、みのつる川拡幅工事に伴い、横町小路の天神橋麓から現在地に社殿が移築されました。

道政院稲荷神社

神代鍋島家8代茂興は、延享4(1747)年、佐賀本藩の名代として第116代桃園天皇即位参列に赴き、その帰途、京都伏見稲荷から分祀し、翌年に社殿を本丸跡に建立しました。


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[雲仙市] [神代小路] 永松邸 [日]

永松邸

永松家は、神代小路の最南端に位置する武家住宅で、代々鍋島家の教育係を務めていたとされています。 主屋は寄棟造の茅葺き、一部2階建ての造りで、建築年代は江戸時代後期ごろとみられています。南北に長い敷地を囲む塀は、下部が自然石積み、上部が笹竹の生垣となっています。 明治期以降、数度の改修が行われていますが、大型武家住宅の初期形態を色濃く残した建物として、当時の威厳を今に伝えています。


住所長崎県雲仙市国見町神代丙112番地
開館時間不定期(入館無料)
TEL0957-38-3111
雲仙市役所 観光物産課

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[雲仙市] [神代小路] 中央枡形 [日]

中央枡形

神代小路のまちなみは、南北に流れるみのつる川の自然堆積地を核に造成され、計画的な武家町として形成されました。 河川で囲まれた神代小路の出入り口には橋が架けられ、武家地側には「桝形(ますがた)」と呼ばれる、敵が侵入しにくいように出入り口などを鍵形にした空間が設けられていました。 中央に位置した枡形は、道路の直線化により原形を失いましたが、現在の姿はその枡形空間を可能な範囲で再現したものです。


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[雲仙市] [神代小路] 旧中村家住宅と帆足家長屋門 [日]

旧中村家住宅と帆足家長屋門

旧中村家住宅跡

(雲仙市教育委員会所蔵)

かつて神代小路の武家町には、通りに面して茅葺の武家住宅が立ち並んでいました。写真の旧中村家住宅は式台付玄関や床書院を有する格式の高い造りでしたが、老朽化のため昭和50年代後半に解体されました。

帆足家長屋門

神代鍋島家の家老を務めていた帆足家は、通りに面して長屋門を構え、その北側に主屋(現在、座敷部のみが残る)が立ちます。主屋の屋根は茅葺きで、広い座敷を持つなど上級武士家屋の格式を示しています。長屋門は、鍋島家を中心にして、本小路両端に位置する両帆足家に建てられていました。当初は茅葺の門でしたが、現在の入母屋造・瓦葺の姿は明治40年ごろの改造によります。

*私邸のため非公開です。


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[雲仙市] [神代小路] 旧神代村立神代中学校校舎 [日]

旧神代村立神代中学校校舎
(雲仙市歴史資料館国見展示館)

多彩な出土品や民芸品を展示する南棟
木造校舎を復原した北棟
北棟では教室の様子を再現しています

戦後間もない昭和23(1947)年、旧神代村立神代中学校が開校しました。学校は、昭和37(1962)年、国見中学校と統合するため廃校となり、その後、縫製工場として使用された時期もありましたが、平成22(2010)年、雲仙市歴史資料館国見展示館として生まれ変わりました。 現存する木造校舎として、重要伝統的建造物群保存地区の保存物件となっています。2棟のうち、南棟には3万年前の石器から昭和のガラス製品まで多彩な出土品を展示し、遺跡発掘調査成果の企画展などを開いています。北棟は旧中学校時代の校舎の姿に修復したもので、古い柱や床板、波打った窓ガラス など、当時の面影を残しています。


住所長崎県雲仙市国見町
神代丙178番地1
営業時間月~金曜
午前9時~午後5時
休館日土・日・祝祭日
TEL0957-78-2334

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[雲仙市] [神代小路] 天神橋 [日]

天神橋

現在の天神橋
ありし日の天神橋
(国見町神代小路伝統的建造物群保存対策調査報告書より)

神代小路地区は、堀を兼ねた川で囲われた武家地で、このみのつる川は、かつて神代城の際を流れていたのを現在の位置に付け替えたとされています。地区には3か所の入り口があり、天神橋はみのつる川の最下流に位置し、大手口の役割を果たしていました。高欄付き石造の桁橋で、橋を渡って武家地に入ると、石を積み上げた木戸門があり、その北側には天満宮の境内が広がっていました。天神橋の周囲には松の巨木が生い茂り、大手口にふさわしい景観が形成されていたことが古写真で確認できます。


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[雲仙市] [神代小路] 雲仙市神代小路重要伝統的建造物群保存地区 [日]

雲仙市神代小路重要伝統的建造物群保存地区

高度成長期以降、日本の歴史と風土の中で培われてきた城下町や宿場町といった貴重な町並みが多く失われてきました。一方で、昭和40年代から市民団体や地方公共団体による保存運動が始まり、町並みや景観を保存すると同時に、住民が生活する環境として整備し次代に伝えるための制度として、「伝統的建造物群保存地区」という仕組みが文化財保護法の中に定められました。

神代小路地区は、佐賀藩神代鍋島領の領主館である鍋島邸を中心とした武家屋敷が並ぶ地区で、江戸時代以来の町割りを基礎に、江戸時代に遡る武家屋敷の遺構と明治~大正時代の近代和風住宅が残って います。あわせて石垣、生垣、水路等の環境要素や、地区を取り囲む神代城跡、みのつる川などが相まって歴史的な風情を現在に伝えています。

この町並みは、平成17年7月22日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。


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